〈お知らせ〉【国際交流】JICAからスリランカに派遣された卒業生、山田安彦さんから現地レポートが届きました

【国際交流】JICAからスリランカに派遣された卒業生、山田安彦さんから現地レポートが届きました

JICAで活躍する山田安彦さん(2014年経営学部卒)

山田安彦さんは、2014年3月に本学の経営学部経営学科を卒業し、現在「JICA(独立行政法人国際協力機構)」の青年海外協力隊メンバーとしてスリランカで活躍しています。

山田さんは、在学中に「日本語プログラム」のサポート学生リーダーを2回、韓国交流プログラム、タイ交流プログラムでもリーダーを務めました。スリランカには野球指導(函館大学付属有斗高校野球部出身)と社会教育で派遣されています。(昨年10月より派遣され、それ以前はJICAの「長野県駒ヶ根青年海外協力隊訓練所」で訓練を受けていました。)スリランカに出発前には、一般市民の方々を対象にインターネット等を活用し「必要としなくなった野球道具」を広く集めスリランカへ送る活動もしてきました。
 
現地の子ども達と山田安彦さん

現地の子ども達と山田安彦さん

山田さんから現地レポートが届きました

以下、山田さんからのレポートです。
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スリランカにきてあっという間に5ヶ月が過ぎました。ようやくですが活動も軌道に乗ってきたような気がします。普段は地域の学校へ巡回し、放課後の時間を使って子ども達(10~18歳)と野球をしています。 
 最近なぜか順調だな、と自分なりに振り返ってみると巡回先の子ども達から気持ちのいい挨拶が飛び交うようになったことに気がつきました。活動当初、「野球の技術より先に挨拶や礼儀といったことを伝えていきたいんだ。」とコーディネーターと話し合い、それがようやく成果として出てきたのかなと思います。挨拶の件にも付随しますが、子ども達にはなぜ?どうして?なんのために?目的は?といったことを自分で考え、きちんと理解した上で日々の練習に取り組んでくださいと伝えています。子ども達だけで、話し合いの場を設けたりスリランカの教育では全く考えられない自主性、自分で考える力を養ってもらおうと思っています。 
現地の写真
現地の写真
まだまだ、活動もこれからですが自分自身毎日が勉強です。今置かれている環境に感謝し、これからも1日1日大切に活動に取り組みます。 そして、国際交流委員会のかわいいかわいい後輩たちよ。もう卒業ですか…みんなと過ごした日々はまるで昨日のことの様に思い出されます。僕にとってかけがえのない大学生活に皆さんと過ごせた事は大変光栄に思います。改めて伝えたい。ありがとう。
 国際交流を通して、ひとまわり大きくなった皆さんなら卒業後も各方面で輝く ことでしょう。国際交流で学んだたくさんのことをこれからは新たなステージで発揮してください。どんな時も素直で優しい心の持ち主の皆さんでいてください。卒業おめでとうございます。
山田 安彦          

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前回、山田安彦さんについて、紹介した記事です。
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  • 発行日: 2015年03月13日
  • 国際交流センター(担当事務局:教務課国際交流担当)
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