英語英米文学科の1年生の専門科目には、「Oral Communication A」というプレゼンテーションやコミュニケーション技能の基礎を育てる科目が置かれています。毎年前期の終わりの2回の講義時間を利用して、「International Student Conference」を開催し、全員が英語でプレゼンテーションを行います。
今年は広い教室を利用し、「ポスターシンポジウム」という形式で、場所を少し離して同時進行でプレゼンテーションを行いました。プレゼンターではない学生は、自分の関心のあるテーマのところに聴きに行き、質問したりディスカッションに参加します。先生方も参加し、視点を変えた質問をしたり、テーマに関係のある話題を提供することで、さらにテーマが深まります。SDGsの取り組み、労働問題、差別問題、個人情報に関することなどの幅広いテーマが扱われていました。
プレゼンテーションが終わっても内容をさらによく理解しようとする仲間から質問攻めにあうこともあります。
ここではプレゼンターの発表内容を理解するためのディスカッションのまとめを全員で行っているようです。
プレゼンテーションでつまづいた時に助けてくれる3年生と4年生の先輩が見守ってくれているので、1年生は安心して発表することができます。
入学当時は英語を話すことに自信を持てずにいた学生も今日は生き生きと堂々と大勢の前で発表している姿が印象的でした。
- 発行日: 2023.09.15
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